伸びる生徒の8つの特徴

人間関係
教師Aさん
教師Aさん

日々生徒は成長していくけど、どんな特徴を持つ生徒が伸びていきやすいのかな?

保護者さん
保護者さん

子どもの成長をサポートしたいんだけど、何を目的にサポートしたら良いのか分からない

チームリーダーや、先生、親御さんで、こんな疑問や悩みを持つことはないでしょうか

そこで、今回は、伸びる生徒の特徴を8つ紹介します

  1. 明確な目標と目的を持っていること
  2. 1点集中して取り組むことができる
  3. 素直
  4. あきらめない心
  5. プラス思考
  6. 周りの協力を得られる
  7. 継続できる
  8. メンターの存在

17年間教師を続けてきて、沢山の生徒をサポートしてきましたが、圧倒的成果を出す生徒には共通していることがあります

今回の内容を実践することのメリット

  1.  自立型の生徒育成のサポートができる
  2.  現役教師の方には、日々の生徒との関わりの指標となる
  3.  親御さんにとっては、家庭教育の一助になる

是非お互いに生徒達の良い所を引き出せる関わるができるように、日々顔晴っていきましょう

それでは、一つずつみていきましょう

明確な目標と目的をもっている

伸びる生徒は目標と目的が明確です

例えば、進学を例にすると

私は○○大学の○○学部に進学する(目標)

なぜなら、こういう理由があるから(目的)

目標だけを持っている生徒はいますが(それだけでも素晴らしい)

伸びる生徒は、その目標をなぜ達成したいのか、達成すべきなのか(目的)まで明確にしています

どうしても、目標を達成したい強い理由があるのです

それは、元々持っている生徒と、そうでない生徒がいます

そこで、私が面談時に生徒に度々する質問を紹介します

生徒
生徒

○○大学の○○学部に行きたいと考えています

hajimem
hajimem

○○大学に拘る理由はあるの?○○学部だったら、△△大学ではだめかな?

○○学部に拘る理由はあるの?□学部ではいけないのかな?

こうやって話を聴いていくと、本人の中にある、本当に大切なものが見えてきます

最初は、生徒が言葉に詰まってしまう場面がありますが、それでOKです

目的をしっかりと考えていけば、生徒自身が本当に大切なことが何かを考えるようになります

また、目標と目的を決める際には、生徒自身がもっている価値観も重要です

価値観の決め方についてはこちらのブログで紹介しています

是非活用してみてください

1点集中できる

伸びる生徒の2つ目の特徴は、1点集中できることです

何か一つの事を行っている時は、他事を考えることが少なく、目の前の事に集中しています

これによって、効果的に時間を使えるようになり、成果が上がってきます

1つの事に集中するポイントは

「タイムマネジメント」ができることです

つまり、時間を管理することが上手いことです

いつ何をやれば、良いかをあらかじめ考えておくことで、集中して1つの事に取り組むことができるようになります

タイムマネジメントについても過去の記事を参考にしてもらうと効果的です

素直

3つ目の特徴は「素直」です

素直というと言われたことを「はい」と言ってやるイメージですが、ここでいう素直は少し違います

ここでいう素直は目標達成に対して「素直」ということです

目標を達成するために、必要なことは進んでやるという特徴があるということです

目先の楽(時間の無駄使い)に流されずに、ひたすら志望校合格のために役立つことを自分で探し、他の人の言葉に耳を傾けることができる

個人的には、授業で余談を話している時は全く聞いていなかった生徒が、生徒自身が目標達成に必要なことは、耳をダンボにして聞いてくれていたという経験がありますね笑

あきらめない心

4つ目は「あきらめない心」です

例えば、テストが返ってくる度に、気分の浮き沈みはありますが、伸びる生徒は切り替えが早く、できるまであきらめない心を持っています

テストの振り返りで、こんな事を聞いたことはありませんか?

生徒
生徒

努力した割には、点数が取れなかった

あの努力はなんだったんだろう?

大半の生徒は、2、3回結果が伴わなかったら、「努力しても意味がない」と決め込んでしまって、トーンダウンしてしまいます

ですが、伸びる生徒は、「できるまでやる」このマインドで、できるまで諦めません

一時的には落ち込むこともありますが、また自分の決めた目標を達成するまで、挑戦し続けます

強い目的があるから、あきらめないという選択ができるということもありますが、少しでもまた前に進めるフォローや仕組みを構築できると良いですね

プラス思考

5つ目はプラス思考です

異なる言い方をすれば、ポジティブシンキング

とにかく伸びる生徒はプラス思考

良い結果であっても、思い通りにいかなくても、自分の成長を促すように

事実を前向きに解釈することができます

例えば

  • 「テストが思うような点数ではなかった」→ 何か改善できることはないかな? 
  • 「今日は疲れたな」→ 今日は充実したな。頑張った証拠だな
  • 「今日は上手く時間を使えなかった」→ まだ伸び代があるな

プラス思考が大切なことは、よく言われることですが、実際に言葉に出したり、実践したりできている人は少ないです

個人的にも日々プラス思考で、自分の成長に繋がる解釈ができるように心がけていますが、なかなか難しいです

だからこそ、身につけることができれば、人生が大きく変わるように感じます

周りの協力を得られる

6つ目は、周りからの協力を得られることです

自分一人で、力をつけられる生徒をあまり見たことがありません

周りにいる、家族、友人、仲間、教師など自分以外の協力者にも関わってもらい成長しています

学習ならば、学習環境を作ってもらえたり、学習に集中できる食事や、時間を生み出してもらえたり、当の本人はあまり気づいていない場合が多いですが(日常の当たり前には気づきにくいようです)

実際の生徒でも、シンプルに学習に打ち込める環境を、家族全員の協力で作ってもらっていました

だからこそ、本人には、周りからの協力を得られる人格が必要になってきます

継続力

7つ目は継続力です

「継続こそ力なり」

この言葉がぴったりだと思います

毎日毎日積み上げることができる生徒は伸びます

野球で有名なイチローさんもこう言っていますね

「小さいことを積み重ねることが、とんでもない所に行くただ一つの道。」

イチローさんのコメントより

1日2時間の家庭学習を1ヶ月積み上げれば、約60時間

年間で720時間になります

部活動ならば、1日100本の素振りを1ヶ月積み上げれば、1ヶ月で3000本

1週間や2週間では、到底追いつけないですね

さらに、継続していると

「もっとこういう所を良くしていきたい」

という向上心が生まれてきて

さらに効果的な取り組みを継続することができます

最初から、大きなことを継続することは難しいです

なので最初は、小さな所からでOKです

積み上げることを決めて、毎日継続していきましょう

生徒
生徒

小さいことを継続することは分かるけど、継続するための方法ってどうしたらいいの?

hajimem
hajimem

継続の方法については、チェックリストを作ることをお薦めするよ

詳しくは下の過去のブログの内容で確認してみてね

継続の習慣作りについて、過去の内容でも触れていますので、是非参考にしてもらえたら嬉しいです

メンターの存在

最後はメンターの存在があることです

「こんな人になりたいな」「この人だったらどうするだろうか」

そんな自分が憧れるメンターがいるのも、生徒が伸びる要因の一つです

この人が言っているのだから、実践してみよう、頑張って続けてみよう

そう思えるような人物に出会えるか

そんな人はいないというのであれば、著名な人物の本を読んだり、自分の好きな分野で探してみたりしてみてはどうでしょうか

個人的には、メンターが沢山いるのですが、最初は父親でした

父親ならば、どう考えるか、行動するかと考えたりします

だからこそ、親の存在というのは、子供にとってとても重要であったりするのではないかと思います

まとめ

最後に本日のまとめです

今回は伸びる生徒の8つの特徴について、まとめてみました

  1. 明確な目標と目的を持っていること
  2. 1点集中して取り組むことができる
  3. 素直
  4. あきらめない心
  5. プラス思考
  6. 周りの協力を得られる
  7. 継続できる
  8. メンターの存在

全てを備えている必要はないのですが、少しづつ身につけていくことができれば、

自分が達成したいことの実現と、成長に繋がっていきます

そして、周りでサポートする人達には、こんな特徴を生徒から引き出すような仕組みを考えて実践していけると、良いのではないでしょうか

私も、日々追求していきたいと思います

今回も最後までお読みいただきありがとうございます

それでは、今日も良い1日を

行ってらっしゃい

ポンっ(背中を押す音)

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