幸せを作る 学び方の学び方 2つの大切なこと

仕事術

「効率の良い学び方って、何だろう?」

「学んだことを、すぐに忘れてしまうけど、どうしたら覚えていられるのかな?

「学んでいても退屈で、すぐに気が散ってしまう.何とかしたい

そんな疑問や悩みはないでしょうか.

その解決策は「集中力を高める」ことと、「記憶力・理解力を高める」この2つが重要であると著者は言っています.当たり前すぎることかもしれませんが、面白いのが、この2つ方法を高めるための技術が存在するということ

実際に私のクラスやチームでも実践し、明らかに成果が出ています

今回はアチーブメント出版さんが出版された 「LEARN LIKE A PRO 学び方の学び方」から理論と具体的実践方法を紹介し、実際取り組んでみての感想も盛り込んでお伝えしたいと思います

この情報に触れていただくことで、今よりも、より効果的に学習することが期待できます.少しでもお役に立てると嬉しいです

それでは1つずつ紹介していきます

集中力を高める

ポモドーロ・テクニックを使う

集中力を高める方法として、ポモドーロ・テクニックという技術があります.早速5つのステップで行ってみてください

  1. 勉強、又は仕事をする場所に腰を下ろし、邪魔になりそうなものを排除する
  2. タイマーを25分に設定する
  3. 25分間、できる限り徹底して勉強や仕事に没入する
  4. 時間が終わったら、約5分間の褒美の時間をとる
  5. 忠実に繰り返す

勉強、又は仕事をする場所に腰を下ろし、邪魔になりそうなものを排除する

例えば、学生さんなら学習机、主婦の方なら、リビング机かもしれません

実際、作業をする場所で邪魔になりそうなもの(スマートフォンや自分の興味が強く惹かれるもの)を別の場所に移してから作業していきましょう

著書によると、特にスマートフォンは机上に置いているだけ(マナーモードやサイレントモードであっても)無意識の内に、脳が気になってしまっているとのことです

個人的には、私は、仕事用デスク、私の生徒には学校のデスクを授業中整えてから、作業に移っています

特にスマートフォンをデスクに置かず、鞄にしまっておくだけでも、随分、学習に集中できるようになると感じます

タイマーを25分に設定する

ここで使うタイマーは機械式でも、音のしないデジタル式でもOKです

又、タイマーの代わりにスマートフォンのアプリケーションでも構いません

ただし、スマートフォンの場合は、スマートフォン自身を目に見えない、手の届かない場所に置いておくことが必要になります(私は基本、鞄の中に入れています)

設定した25分間、できる限り徹底的して勉強や仕事に没入する

ここでは、この25分間で、最大限の集中を行います

ただ、気が散ってしまう時もあるでしょう

その時は、もう一度、作業や学習に気を戻して、取り組むことが大切です

大抵の気が散ってしまう事は、今やらなくても構わない事ではないでしょうか

どうしても必要な事なら、この25分間(ポモドーロの時間)が終わったら行うために、紙にリストアップだけしておきましょう

では25分間「よ〜い、スタートです!!」

私はブログを書くことのみに集中します〜笑(少しタイピング早くなったかも)

ポモドーロの時間が終わったら、約5分間の褒美の時間をとろう

皆さん、25分間お疲れ様でした

どうでしたか?

個人的には25分と区切られていることで

「この時間に、ここまで終わらせよう」とか「少し急いでやらなきゃ」

という考えが出てきて、グッと作業や学習に集中できるような気がします(このブログ中も25分間で何も意識しないよりも、だいぶタイピングが早かったように感じます笑)

さて、ポモドーロの時間が終わったら、5分間のご褒美タイムです

ここでは、音楽を聴くのもよし、外に出て、太陽の光を浴びるのもよし、自分の好きな事に時間を使ってください

著者は「何でも自分の気持ちを自由に穏やかにしてくれる褒美を」と言っています

個人的には、コーヒータイム&ストレッチ、又は腕立て伏せでしょうか笑

ここで注意が一点

この時間はスマートフォンのメールチェックや、SNSチェックなどはしないという事が重要のようです

ここでスマートフォンを触ってしまうと、脳の回復が効果的に行われないのが研究で明らかになっているとのこと

実はこの5分間は、ただのリラックスタイムではないのです

著者の研究によると、学習したての内容を、長期記憶の領域に移すために理想的だということです

それによって、頭がすっきりして、次の作業に移ることができる

本人は長期記憶に移行している様子は感じ取れないので、この脳を休ませる過程を省いてしまうようです

忠実に繰り返す

このステップを繰り返していきましょう

もし、2時間の学習時間が必要なら、毎回5分の休憩を入れて、ポモドーロを4回繰り返すという具合です

著者によると、小休憩の後、学習に戻りにくいならば、休憩用タイマーを用いるのも効果的のようです

個人的には、2時間まとめて学習するよりも、2時間が早く終了すること、1回1回の頭が回転するスピードや、作業スピードが上がってるなと感じます(あくまで私見ですが)

記憶力・理解力を高める

次に学習した内容を記憶に留める方法です

「1日経つと頭から抜けてしまうんだよね」

「もっと記憶を定着させたい」という方にお勧めの方法です

答えを見ずに、自分の力で、例題に取り組む

分からない問題が出てきた時に、思い出そうとせずに、すぐに解答をみてしまう経験はないでしょうか

この本の学習方法では、「思い出す」というプロセスが、脳の記憶機能を高めるのに重要としています

例えば、数学の学習を例に出すと、証明問題などで、まったく1行も書くことができない場合

まず、どうすれば良いかを考える(思い出す、思考する)プロセスを行い

それでも分からなければ、解答の1つ目のステップだけを見る(覗き見)

そして、2つ目のステップからは自分で考えるというプロセスになってきます

最終的には、答えを全く見ずに、自分の力で、最後まで解答できるようになることを目指します

「思い出すこと」「1つのステップのみ覗き見すること」この2つを活用してみましょう

他の人に説明する

個人的には、効果絶大の方法だと感じます

脳科学的には、実際に説明することで、記憶に残りやすくな(体験を伴い、より記憶に残りやすくなる)ようです

学校現場で実践してみると、生徒達は一番やりたくない項目のようですが、説明していく中で

分かっているつもりが、説明すると分かっていない所が出てきた

自分が解説した所なので、よく覚えていた

自分が解説することが前提にあるので、事前によく学習した

ということが多々あります

そういう所からも、内容をしっかり理解しているか、定着しているかの物差しになるのではと感じます

何より、一番効果を感じるのは、教師側がとても理解が進むということですね

私も教える側に立たせていただいているので、よくよく調べて、理解することが必要ですし、2回、3回と同じ単元を指導させていただくと、自然と自分の身になっていくのを感じます笑

自分の疑問をまとめてみる

学習している内容に疑問点があれば、ノートにまとめてみましょう

そして、その疑問点の解決方法をまとめてみる

他の人の力を借りる所をあらかじめ決めておくようにする

そうすること、自分にとって、重要な「思い出すこと」をまとめることができて、すぐに見直すことができるようになる

子供を相手にしているように説明の方法を考える

難しい問題をより、簡単に説明するにはどうしたら良いかを考えることで、理解も深まります

個人的にも、簡単な言葉を使って説明するようにすると、相手にとっても、自分にとっても理解が進むように感じます

とは言っても、難しい言葉を避けられない時もあるんですよね

私自身も、まだまだ修行の身と反省の毎日です

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました

それでは、最後に今回のまとめです

今回、アチーブメント出版発行の「LEARN LIKE A PRO」学び方の学び方の内容と、日々の実践をレポートさせていただきました

  • 集中力を高める
  • 記憶力・理解力を高める

集中力を高めるには「ポモドーロ・テクニック」を使う

  1. 勉強又は仕事をする場所に、腰を下ろし、邪魔になりそうなものを排除する
  2. タイマーを25分に設定する
  3. 時間が終わったら、約5分間の褒美の時間をとる
  4. 忠実に繰り返す

記憶力・理解力を高めるには

  1. 答えを見ずに、自分の力で、例題に取り組む
  2. 他人に説明する
  3. 自分の疑問をまとめてみる
  4. 子供を相手にしているように説明する方法を考える

今回の情報が、毎日の学習や毎日の仕事の効率化のお役に立てると嬉しいです

それでは今日もお互い顔晴っていきましょう

行ってらっしゃい ポンっ(背中を押す音)

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