これからの大学選びをどうやって決めれば良いんだろう?
子供の進路選択について、どんなアドバイスをしたら良いの?
そんな疑問はないでしょうか
解決のポイントは4つです
- 価値観を明確にする
- 判断基準を明確にすること
- 判断基準を価値観を元に絞り込む
- 優先順位を決めること
高校3年生の受験期になると沢山の生徒から質問をいただきます
この大学にしようと思うのですが、どうですか
どうですかという質問には、いいじゃないかとしか答えようがありません
それより大切なことは、生徒自身が何を大切にしているかを明確にするお手伝いをすること
そして、大切にしていることが、実現できる選択なのかを一緒に考えること
それによって、悔いのない選択ができるようになっていきます
今回の記事をお読みいただくことで
- 悔いのない選択の仕方がわかります
- 選択の際に大切にしたい判断基準の決め方が分かります
是非、進路選択に悩む、高校生や学生の皆さん
子供達を支える保護者の皆様のお役に立てたら嬉しいです
それでは一緒に考えていきましょう
価値観を明確にすること
選択の肝心要な部分は、まず価値観を明確にすることです
「価値観ってなんだ〜」そんなツッコミが聞こえてきそうです
価値観とは、その人自身が、生きていく上で大切にしていきたい考え方です
ちなみに、私の個人的な価値観はこの3つです
「愛」・・・自分を愛し、自分が自分を愛するように、人を愛すること
「誠実」・・自分にも、人にも嘘をつかない、裏切らない、素直正直に生きること
「感謝」・・いつもありがとうございます 心を持って生きること
このように、自分が一度の人生の中で、本当に大切にしたい考え方は何かを
考えて、それを軸として、選択することで
悔いのない選択ができるようになっていきます
ポイントは、価値観は、人それぞれだということです
人の数だけ、価値観が存在します
だから、今自分の出した価値観が正解なのです
他人が評価するものではありません
だからこそ、
自分自身に何度も何度も問いかけてあげてほしいのです
私自身は何を大切にしているの?この問いかけですね
いきなりそんなこと言われても、思いつかないという意見もありそうなので
いくつか価値観の例を紹介しておきます
自分自身でピンっとくるものを選んでみてください
分からない言葉は、是非言葉の意味を調べてみてくださいね
正確 | 冒険 | 魅力 | 権威 | 自治 | 美的 | 庇護 | 挑戦 | 変化 | 快適 | 誓約 | 愛 |
達成 | 貢献 | 協調 | 礼儀 | 創造 | 信頼 | 義務 | 調和 | 興奮 | 名声 | 家族 | 体力 |
柔軟 | 友情 | 寛大 | 真実 | 成長 | 健康 | 正直 | 希望 | 謙虚 | 独立 | 勤勉 | 平安 |
正義 | 知識 | 余暇 | 卓越 | 配慮 | 秩序 | 快楽 | 誠実 | 献身 | 責任 | 安全 | 自制 |
自尊 | 安定 | 寛容 | 伝統 | 達成 | 感謝 | 受容 | 真面目 | 努力 | 仲間 | 自立 | 未来 |
この中から3個選んでみて、選んだ理由を考えてみてください
選ぶ際に、個人的にですが、ポイントが1つあります
それは、「人生は一度きり」という観点です
一度切りの人生だとして、自分は何を大切に生きていきたいのか
という観点で選んでみてはいかがでしょうか
是非、参考にして選んでみてください
*価値観は変わることもあります あまり固くならず、直感的に選んでみてくださいね
判断基準を明確にすること
次に進路選択に必要な判断基準を決めていきます
こちらも直感的に10個選んでみましょう
好きな教科 | 嫌いな教科 | 将来やりたい仕事 | 将来なりたい職業 | 将来やりたくないこと |
行きたい大学 | 学びたい学問 | 学んでみたい指導教授 | 憧れの人と同じ道を歩みたい | 解決したい社会課題 |
好奇心 | 面白そう | 将来の可能性 | つぶしが効く | 大学の雰囲気 |
モテそう | 直感 | 良い印象 | 近郊の雰囲気 | 難しそう |
大学の立地 | ブランドや知名度 | クラブ活動やサークル活動 | 偏差値や難易度の高さ | 学費や奨学金 |
仕事に活かせる能力の獲得 | 将来の年収 | 国家資格の取得 | 大学の就職状況 | 留学の可能性 |
家族の要望や期待 | 家族のアドバイス | 友人の意見や口コミ | 先輩から聞いた 経験談や口コミ | ウェブで収集した 情報や口コミ |
適性検査のデータ | 塾のアドバイス | 先生のアドバイス | 成績の良い教科 | 成績の悪い教科 |
河合塾さんがまとめた、受験生が進路を決める時に
重要視する40個の項目のようです
自分が判断基準としたいと思えるものを選んでみましょう
判断基準を価値観を元に絞り込む
判断基準を10個選んだら、最初に選んだ価値観3つと並べてみましょう
並べたら、最初に選んだ価値観と関係のある判断基準を線で結んでみて下さい
より関係性が深いモノを選び出します
ここでより価値観と関係性が深い判断基準が分かります
線が沢山繋がっている判断基準がより価値観を反映しているものではないかと考えられます
3つ価値観と関係性が深い、判断基準を5つ選んでみてください
それが、自分にとって重要な5つの判断基準の一つになると思います
どうですか
選ばれた5つの判断基準は納得いくものでしたでしょうか
直感的にこれはどうしてもいれたい判断基準があったら
そちらを優先して選んでもらえたらと思います
優先順位を付ける
最後に優先順位をつけていきます
選んだ判断基準に重要度1~5をつける
そうすれば、自分にとって最重要の判断基準が明確になります
この判断基準に対して、選びたい選択肢が自分にとって重要なのか
判定してもらうと効果的です
まとめ
今回も最後までお読みいただきありがとうございます
進路選択をする際に、何を基準としたら良いか悩む
子供達にどんなアドバイスをしたらいいのか
その基準の一つとなる方法を紹介致しました
是非参考にしていただけると嬉しいです
- 価値観を明確にすること
- 判断基準を明確にすること
- 判断基準を価値観を元に絞り込む
- 優先順位を決めること
基準が決まると、決断の質が高まります
それは なぜその選択をしたのかという理由が明確になるから
自分の選択を納得できるものにする
一度の人生、二度ない人生
お互いに悔いなき決断をして
今日一日の幸せを選択していきましょう
それでは、今日も行ってらっしゃい
ポンっ(背中を押す音)
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