幸せって何?     5つの欲求と満たし方 

ランニング

幸せになるためにはどうしたらいいんだろう?

幸せってどんな状態なの?

日々生活していると、ふとこんな疑問が頭に浮かんできたことはないでしょうか。

選択理論心理学でこの問に対する結論を出すと

幸せとは、5つの基本的欲求をバランスよく満たすこと

と言われています。

私も社会人になって7年間ずっとこの疑問と向き合ってきました。30歳の頃に選択理論心理学と出会い、5つの基本的欲求を満たすように実践してきて、今は本当に幸せな毎日を過ごすことができています。

今回の記事を読んでいただくことで

読んでいただくメリット

幸せを感じる仕組みが分かる 

自分に合う幸せを満たす方法を考えることができる

幸せの仕組みをお伝えし、今よりも幸せな一日を送れる事のお役に立てたら嬉しいです

それでは具体的に解説していきます。

5つの基本的欲求とは何か

生存の欲求

安全・安定、健康、生殖の3つの要素からなる欲求です

できれば、健康で長生きがしたい。

大きなリスクをとるよりは、安定して日々を過ごしていきたい。

こんな欲求が生存の欲求にあたります。

更に具体的に挙げると

  • 1日8時間睡眠を摂る
  • 適度な運動習慣をもち、健康に気を遣う
  • 大地震に備えて、備蓄品を準備しておく

生存の欲求を満たす、自分なりの行動リストを考えてみましょう。

個人的には、体重を73キロにして健康な体を作る、栄養価の高い食品をよく噛んで食べる、毎日適度な運動をするなどを実践しています。

愛・所属の欲求

誰かと一緒にいたいといった満足な人間関係を求めること。

これが愛・所属の根本にある思いです。

例えば

  • チームに所属する
  • 家族との時間を大切にする
  • 人と仲良くやっていく

つまり愛し、愛されたり、何かに所属するには、他者の存在が必要になるということ。

この欲求は一人では満たすことができません。

個人的には、この欲求を満たすのが本当に苦手です。

分かってはいるのに、ありがとうが言えなかったりします。(その理由は次の力の欲求とも関係があります)

どんな人と一緒にいると心地良く感じるかもポイントだと感じています。

個人差はあると思いますが、この愛・所属の欲求は人生の成功に大きく影響すると言われています。

ハーバード大学が、以下のような調査結果を出しているのは有名ですよね。

人生における成功も失敗も、その85%はその人自身の心構えの結果であり、心構えから生み出される人間関係と質と量には相関関係がある

ハーバード大学研究結果(80年間724人への追跡調査結果)

力の欲求

キーワードは貢献、承認、達成、競争です。

例えば

  • 一番を目指す
  • 権力や高い地位をもつ
  • 人が困っていることのお手伝いをする
  • 生徒の成績を伸ばすために、個別授業をする

この欲求も、一人で満たすことが困難です。

なぜなら、力の欲求を満たそうとして、外的コントロール(批判する、責める、脅す、罰する、ガミガミいう、目先の褒美で釣る)を使うと、他者とぶつかり、特に愛・所属の欲求充足を阻害するためです。

外的コントロールとは内的コントロールと反対の行動をとるものです。

内的コントロールについては、過去のブログを参考にしてもらえたらと思います。

自由の欲求

自由の欲求は解放、変化、自分らしさがキーワードです。

この欲求は分かりやすいのではないでしょうか

生徒の中には「自習」というと喜ぶ生徒もいます。まさに自由の欲求を満たしたいと思う現れでしょう

具体的には

  • 自分なりのやり方で仕事を進める
  • 経済的な自由を得て自由になる
  • 自分一人の時間をとって活動する    (朝活など)

自由時間って大好き

こんな感情が自然と湧き上がってくる方は、この欲求が強めなのかもしれませんね。

楽しみの欲求

5つめの欲求は楽しみの欲求です。

ユーモア、好奇心、学習・成長、独創性がキーワードです。

具体的には

  • お笑い番組を観て沢山笑いたい
  • 自分の好きな本を持ち歩いて、時間があれば読書して成長に活かしたい

日々の生活の中に楽しみを入れていくことで満たされる。

そんな欲求が楽しみの欲求です。

5つの欲求をバランス良く満たす

ここまで5つの欲求を紹介してきました。

では、幸せを感じるためにはどうすればよいか

そのポイントは

5つの欲求をバランス良く満たすことです。

バランス良く満たすには

「5つの欲求それぞれに目標設定すること」です

そうすれば、バランス良く欲求を満たしていくことが可能になります。

例えば、毎月目標設定するとして

生存の欲求について

「体重を1キロ減量する」

愛・所属の欲求について

「子どもと毎日1時間野球で遊ぶ」

力の欲求について

「来年度に向けて、改善プランを提案する」

自由の欲求については

「毎日朝5から6時は自分の好きなことをする時間を作る」

楽しみの欲求について

「週に1回スタバに行って、自分へのご褒美を堪能する」

このようにそれぞれの欲求に目標設定していきます。

実践している間に、バランス良く積み上がっていき、トータルバランスが出来上がっていきます。

基本的欲求の特徴

基本的欲求には3つの特徴があります

欲求の強弱は一人一人異なる

欲求の満たし方は一人一人異なる

自分の欲求充足をするときは、他人の欲求充足の妨げをしないこと

具体的にみていきましょう。

欲求の強弱は一人一人異なる

どの欲求が強いかは一人一人違います。

例えばAさんは生存の欲求が強く、力の欲求が弱い。

Bさんは力の欲求が強いが、自由の欲求は弱い。

ですので、自分の欲求の強弱と他人の欲求の強弱が同じではないのです。

これを知ることで、例えば

力の欲求が強いBさんに週末の遊びの誘いをかけて、仕事があるからと断られても

あ〜Bさんは力の欲求が強めだったな。今度は仕事を兼ねて誘ってみようかな。と考えることができるわけです。

欲求の満たし方は一人一人異なる

例えば、生存の欲求を満たそうとする時

A君はランニングするととっても満たされるんだよね。最高

B君はとにかくゆっくりと体を休めよう。静かに休めている時が一番幸せ

と感じることがあるかもしれません。

ですので、欲求の強弱が同じだからといって、欲求を満たす方法も同じというわけではないのです。

これが理解できると、人を理解することに役立っていくでしょう

自分の欲求充足をするときは、他人の欲求充足の妨げをしないこと

上の二つを理解できれば、自ずと自分も他人も大切にできてきます。

人は目の前に見えていることや自分が考えていること、感じていることを他人も同じように感じていると考えてしまいがちです。

その誤りが人間関係を悪化させるきっかけとなってしまいます。

自分の欲求充足をする時は、他人の欲求充足の妨げをしない

これを意識していくと、お互いに気持ちよく過ごしていくことができるでしょう。

まとめ

今回は幸せの土台となる、「幸せって何?」について選択理論的観点から解説しました

人が幸せを感じる時は、5つの基本的欲求を満たす時である

5つの基本的欲求

①生存の欲求 ②愛・所属の欲求 ③力の欲求 ④自由の欲求 ⑤楽しみの欲求

欲求を満たすためのポイント

①5つの欲求を最終的にはバランスよく満たすこと

②欲求には強い・弱いがある

③一人一人欲求の満たし方は異なる

④自分の欲求を満たす時に、他人の欲求を満たす妨げをしないこと

今回の情報から、少しでも、毎日が幸せだなと感じてもらえたら嬉しいです。

それでは、今日もありがとうございました。

幸せな一日を

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